ミスターチビッコ 第2形態

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DP-X1Aを使い始めたよ

どうも。非常によい掘り出し物を手に入れてホクホクのチビッコです。

懐の方はだいぶ寒々としていますが・・・

 さて、DP-X1Aを使い始めてまだ数日ですが購入前に色々と不安だったことも個人的に許容範囲かなという事柄を列挙します。

  • 先代「DP-X1」で問題だったイヤホンジャックの緩み
  • バッテリーの持ち
  • ミュージックアプリの操作性
  • 音質

特に心配だったのは上の2点ですね。

ネットで調べても先代の機種の場合イヤホンジャックが数ヶ月で緩むとか、修理から戻ってきても同じような状態になるとか見られまして、DP-X1Aに関してもイヤホンジャックはキツめになったとか、やっぱり緩むとかどうにも実機を見てないところもあり不安でありました。(ましてや中古品ですからね)

今のところ、緩みとかは感じませんけど手持ちのヘッドホンによっては挿すときに「カチッ」とする訳ではなく「ヌルっ」と挿しこんだ感じなのがちょいと気になります。

バランス端子のほうはバランスケーブルとか持ってないので分かりませんが、イヤホンジャックは手持ちのNW-Z1060くらい「カチッ」と挿し込んだ感があると先代機種よりも改良したんだなと思うんですがね。

 

バッテリーの持ちについてですが、新古品なので劣化などは無いですね。

また、個人的にも使用時間に関しては全然問題ありませんでした。(アンバランス接続の場合)

これがバランス接続だともりもり減るそうなので評価が変わるかも・・・?

あとは、プレイリスト作ったり歌詞を見ながら音楽聴いてると減りも速いです。

個人的に50gくらい重くしても良いからバッテリー容量増えていると嬉しかったですが、オンキヨーさんの今後に期待しましょう。

 

ミュージックアプリの操作性ですが、後述する音質面でも被りますけど、アタクシはこの機種を触ったことがなくて以前XDP-300Rの方をちょこっと触っただけだったので、あまり不安はなかったのですがオンキヨーとパイオニアはUIが違ってて操作性はパイオニアのほうが良いというのを聞いていたので、ここはちょこっと不安でした。

また、不安を増長させるのが有名なオンキヨーの「HF Player」というアプリです。

play.google.com

ハイレゾを聴くにあたってこのアプリが無いと聴けないのですが、(他にもハイレゾ対応アプリがあります)音質面ではハイレゾじゃなくても最高なのに操作性が悪すぎて、アンロック版の金を返して欲しいレベルでした。

特にプレイリストに関しては発狂物です。

そんなオンキヨー渾身のDAPがこの「HF Player」準拠だったらどうしよう・・・と思ったんですけど、調べていく内に独自の「Music」というアプリが標準で搭載されている上、アプデを重ねてだいぶ使いやすくなったとのこと。

実際、使ってみても非常に快適です。UIのデザインはカッコよさやオシャレ感は無いですけど。

プレイリストに関しても普通に「新規作成」「追加」ができます。

え?何当たり前の事言っているんだ?という声がチラホラ聞こえてきそうですけど、そういう人たちは是非「HF Player」を使ってみてください。

この「当たり前」が出来ないんですよ・・・

アタクシはだいぶ前にこのアプリを使わなくなったので昨日久々にアプリを更新してから起動してみましたけど、プレイリスト関連は全く変わってませんでした。

更新されていた内容は対応ヘッドホンのリストが増えた事とAndroid6.0で見られる不具合修正です。

もはや、操作性は不具合レベルと言って差し支えないですがどうしてもいつも通りにプレイリストを作りたい場合はアタクシの場合、

スマホ(HTL23)標準の音楽アプリでプレイリストを作るとHF Player側で反映されるので、プレイリストを作るために標準の音楽アプリを使ってました。

が、ヘッドホンやイヤホンを挿すと自動で標準の音楽アプリで再生が始まったりと気楽に音楽を聴けないので「USB Audio Player pro」に移行しました。

play.google.com

また、ポタアンとの相性も「HF Player」では悪かったというのもあります。

コチラの記事参照。

zect-mr-chibikko.hatenablog.com

と、愚痴が長くなってしまいましたが懸念事項の操作性も問題なし。

 

そして音質面です。

さきほど申し上げたとおり、実機を触ってないのでこのDAPの音質が分かりませんでした。

田舎なので実機が無いのです・・・

けど、「DP-S1」は実機が置いてあるんですよね。

一応機械は違えど同じオンキヨー製品と言うことでDP-S1で視聴してみました。

元気に音を奏でるな~という印象でした。もちろん手持ちの楽曲で聴いたわけではないので普段聴いてるスマホ+ポタアンの組み合わせでどう違うのかわからなかったですが、DAP単体でちゃんと鳴らすので好感触でした。

そして、「DP-X1A」が到着し、普段聴いている曲を聴き始めると・・・

「・・・アレ?元気がない」

低音が出ないのは別にそこまで気にしてなかったのですが、口コミよりも中高音がアッサリしすぎてるような・・・

かと言ってボリュームをガンガン上げるのは好きではないのでチョイと設定を変えて、デジタルフィルターを「SHARP」から「SHORT」へ

ゲインレベルを「LOW」から「HIGH」へ

アップサンプリングを「192kHZ」へ

という具合に変更しました。

アップサンプリングに関してはオフにしたほうが音質が良いとかという声もありますが、ライブ音源聴いてると自然な広がりがオフよりも好印象です。

オフにすると音圧感度が上がる感じがします。CD音源の場合は下手にアップサンプリングしないほうが良いかも。好みの問題ですし、DAP単体でオンオフ切り替えがあるのはユーザーにとっても良いのではないでしょうか?

 一番はやはりゲインをHIGHに変えたのが大きいかと思います。

音量調整もしやすくなりました。

そして改めて聴いてみると、全音域を過不足なく鳴らしますね。

分離もよく、音場が広いです。

アタクシの環境で違いがよく分かるのが和楽器バンドの楽曲ですが、スマホ直挿しに比べて解像度、音の分離、音場が圧倒的に良くなります。

特に音の分離は顕著で和楽器バンドの場合は和楽器が洋楽器に比べると、音が繊細なので一緒に演奏すると三味線や小太鼓のリズムが埋もれがちなんですが、何気なく聴いててもちゃんと把握できるのには感動しましたね。

音量を上げて集中して聴けば一応スマホでも微かに聞こえるなぁ~程度ですが、DP-X1Aの場合は自然に聴かせてくれるので耳にも優しいですし、改めて和楽器バンドの演奏の素晴らしさを再認識出来ました。

手持ちのイヤホンやヘッドホンの潜在能力を引き出している感じがして、これだけでもDAPを買い替えて良かったなぁと思います。

そして思ったのがDP-S1とは音の味付けが違いますね。DP-X1Aに比べてドンシャリです。自然な音の広がりや分離は圧倒的にDP-X1Aですね。

ウォークマンの音作りが好きならDP-S1は買いかと思いますけど、画面が小さいのとUIが見辛いので小型が欲しいならあえてDP-S1やXDP-30Rを狙わなくても良いかもしれません。(コスパ的にも)

 

つらつらと数日しか経ってないのに感想を書いてみましたけど、大きな不満は今のところ無いです。

曲の管理もmedia goのままですし、転送もD&Dで事足りるので不便さは感じません。

現在のところバランス接続できるイヤホンやケーブルを持っていないのですが、アンバランス接続でも十分満足行くレベルです。

そしてバランス接続できる環境が整っているのは嬉しい反面、またまたイヤホン、ヘッドホンスパイラルに落ちそうで怖いですw

さて、DAPを鳴らし込んでエージングでどう化けるのか楽しみです。